ミュンヘンいろどり日記

おもに旅行と食べ物のこと。ドイツのミュンヘン在住時のことも書いてます。

フランス ブルゴーニュ旅行 フランスの舞台衣装を鑑賞するならここがおすすめ!

フランス ブルゴーニュ地方ボーヌでの旅行の記事の続きです。

 

ランチをいただいた後は、ムーランにある国立舞台衣装装置センター(Centre national du costume de scène。略称:CNCS)へいってきました。

 

こちらの美術館には、パリ・オペラ座、コメディ・フランセーズ、国立図書館舞台芸術部が所蔵する衣装を展示しています。もと兵舎だった建物を改造して2006年にオープンしたそうです。

パリから電車で2時間半程度かかるMoulins-sur-Allierという駅から少しいったところに位置しています。(私は車で連れて行ってもらったのですが、徒歩でも25分程度のようです。)

 *コメディ・フランセーズは、1680年ルイ14世の命で創立された(後に国立となる)劇団であり、現在では劇場名のことも意味する。

 

驚いたのが、この美術館、展示している衣装の数がものすごい量で圧巻でした。。HPによると、約2万もの衣装が展示されているとのこと。

2万って、、すごい数ですよね。

 

古いものは17世紀以来の衣装だそうで、非常に価値が高く、継続的に保管すべきと判断された貴重な衣装がここに集結しているのです。

 

実際に見てみると、一つ一つの衣装には、刺繍や装飾品の縫い付けなど非常に細かな細工が施されています。

作る者のこだわりや技術の高さを垣間見ることができます。

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華やかで煌びやかな衣装から、動物をモチーフにした衣装まで様々。

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中には不思議の国のアリスの登場人物達の衣装も展示していました。

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一つ一つの衣装をじっくり見ていると、その衣装の世界観にぐっと引き込まれます。

私は実際に舞台を観たことがないのですが、いまにも役者の声が聞こえてきそうな雰囲気を感じました。

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舞台鑑賞をしてもなかなかここまで間近で衣装を見る機会はないと思いますので、貴重な経験でした。

 

音声ガイド(英語)もつけて見学可能ですので、もし行かれた際には音声ガイド付きで見学することをおすすめします。また、英語でのガイドツアーも受け付けているようですので、ご都合に合わせてツアーに参加しても良いと思います!

 

 ~参考情報~

CNCS (Centre national du costume de scène) 

住所:Neighborhood Villars, Route de Montilly, 03000 Moulins

http://www.cncs.fr/cncs-moulins?language=fr